2009年 09月 03日
感心と敬服と |
こんにちは。
今日も引き続きH様邸建て方。
まず青空さん、コメントにてご心配いただきありがとうございます。
もう問題なく復帰しております。
本日の入浴は②です。
いつもご覧いただき、感謝しております。
さて、今日は感心から敬服に変わった話。
現在の上棟の時にはほぼ100%必要となる重機、レッカー(クレーン車)。
重たい材木などを必要な場所まで吊上げて降ろす重機。
昨日と本日H様邸へ来てくれたレッカーの運転手は、大工も上棟のときには
指名したいほどの腕前。
我々は材木などを上で待ち受けることが多いのですが、待っている側が
受け取りたいカタチで降ろしてくる。
位置・スピードなどは毎回当たり前のように絶妙、
上空で部材が旋回してしまうことも多々ありますが、手元に来るときには
その向きまでが受け取り手の思う向きということも稀ではありません。
時には間違いなく見えていない場所へここしかないという位置・タイミングで降ろしてきます。
間近で見ているんじゃないかと思うほど。
今回のH様邸は特殊な壁のパネルを採用しています。
大きいものは重さもかなりあるので人力では運べないものもあります。
それを吊上げ、絶対見えていない、しかも数十センチのスキマへ降ろしてくる。
妙技。
ここまでは、いつも安心して感心して見ている作業。
今日はこの壁のパネルを掴んで持ち上げる金具について。
この金具には、掴む部材によって、掴む幅を調節するためのピンが差してあります。
安全上、差した後に抜けないようにL型に折れる仕組みになっています。
細く、小さな棒です。
万が一この細い棒に不具合があると上空で掴みきれなくなり落下する危険があります。
何度も繰り返されている作業の中で、ある一枚の壁パネルを掴めるようにセットしたときに
運転手さんからマイクで、「掴む金具のピンを見てくれ」と、アナウンス。
L型になっているべき棒がまっすぐになりかけていました。
運転席からはそれほど近距離ではありません。
きっと意識が我々とは違うところにあるのだと思います。
安全を最優先するのは当たり前ですが、我々は繰り返される作業の安心感の中で
安全が当たり前になってしまっている部分があるのかもしれません。
この作業、仮にモノが上空で落下してきても運転手さんが危険にさらされることは
可能性として、あまりないと思います。
危険なのは、〔運転手さん以外の人たち〕です。
そこの意識が我々の想像以上なんだと思います。
担当:花子
今日も引き続きH様邸建て方。
まず青空さん、コメントにてご心配いただきありがとうございます。
もう問題なく復帰しております。
本日の入浴は②です。
いつもご覧いただき、感謝しております。
さて、今日は感心から敬服に変わった話。
現在の上棟の時にはほぼ100%必要となる重機、レッカー(クレーン車)。
重たい材木などを必要な場所まで吊上げて降ろす重機。
昨日と本日H様邸へ来てくれたレッカーの運転手は、大工も上棟のときには
指名したいほどの腕前。
我々は材木などを上で待ち受けることが多いのですが、待っている側が
受け取りたいカタチで降ろしてくる。
位置・スピードなどは毎回当たり前のように絶妙、
上空で部材が旋回してしまうことも多々ありますが、手元に来るときには
その向きまでが受け取り手の思う向きということも稀ではありません。
時には間違いなく見えていない場所へここしかないという位置・タイミングで降ろしてきます。
間近で見ているんじゃないかと思うほど。
今回のH様邸は特殊な壁のパネルを採用しています。
大きいものは重さもかなりあるので人力では運べないものもあります。
それを吊上げ、絶対見えていない、しかも数十センチのスキマへ降ろしてくる。
妙技。
ここまでは、いつも安心して感心して見ている作業。
今日はこの壁のパネルを掴んで持ち上げる金具について。
この金具には、掴む部材によって、掴む幅を調節するためのピンが差してあります。
安全上、差した後に抜けないようにL型に折れる仕組みになっています。
細く、小さな棒です。
万が一この細い棒に不具合があると上空で掴みきれなくなり落下する危険があります。
何度も繰り返されている作業の中で、ある一枚の壁パネルを掴めるようにセットしたときに
運転手さんからマイクで、「掴む金具のピンを見てくれ」と、アナウンス。
L型になっているべき棒がまっすぐになりかけていました。
運転席からはそれほど近距離ではありません。
きっと意識が我々とは違うところにあるのだと思います。
安全を最優先するのは当たり前ですが、我々は繰り返される作業の安心感の中で
安全が当たり前になってしまっている部分があるのかもしれません。
この作業、仮にモノが上空で落下してきても運転手さんが危険にさらされることは
可能性として、あまりないと思います。
危険なのは、〔運転手さん以外の人たち〕です。
そこの意識が我々の想像以上なんだと思います。
担当:花子
by omodakablog
| 2009-09-03 21:27
| 現場