2014年 04月 13日
瓦葺きの屋根を直すドキュメント 03 |
3重垂木!
もともと利用されていた垂木の折れたところから根元側は健全。
なので、その垂木を利用して両側に新しい垂木を抱かせて造る3重垂木です。
折れたところから先端側は新しい2本の垂木で2重垂木。
そんな構造にしました。
その先端側は屋根を下からのぞくと垂木も屋根の下地板も見える作りとなっていて
化粧野地とかいって木の木目を見せる作り方です。
そんな場合、その見えるところだけ化粧の板を使うことが多く、
見えないところは強度も考慮して合板を使うこともありますが、
今回は見えないところも素敵な木をという施主様たっての希望ですべて化粧野地。
野地板張り終わりました。
では、さっそく下から見てみましょう。
では、さっそく下から見てみましょう。
化粧野地+2重垂木です。
今回みたいな場合、構造さえしっかりしていればとにかく早くなおすのが正義。
なんてことを思いがちですが、そこはやっぱり違ってて、どのような場合でも、
ややもすると言い出しづらい、家の持ち主の思いをしっかり引き出さなきゃいけない。
そんなことを学んだ2014.2.15の大雪でした。
では、次回は最終工程、瓦を葺いて樋の取付です。
原口
今回みたいな場合、構造さえしっかりしていればとにかく早くなおすのが正義。
なんてことを思いがちですが、そこはやっぱり違ってて、どのような場合でも、
ややもすると言い出しづらい、家の持ち主の思いをしっかり引き出さなきゃいけない。
そんなことを学んだ2014.2.15の大雪でした。
では、次回は最終工程、瓦を葺いて樋の取付です。
原口
by omodakablog
| 2014-04-13 13:32